方角から見るガーデニング

方角と適した植物の関係

私がちょっと前に見つけた、主婦と生活社発行の「花と緑のインテリアガーデン」
という本に、部屋とベランダの方角別ガーデニングの参考例というのがありまして、
その内容が非常によいものでありましたので、いくつか紹介させていただきます。
詳しくお知りになりたい方はぜひご購入下さい。かなり重宝する内容となってあります。
とくに、マンション暮らしや住宅密集地にお住まいの方など、日射条件の思わしくない
方へお勧めです。

方角から見るガーデニング
南向き 前に建物もなく、日当たり・
風通しの抜群な場所
こういうガーデニングに適した場所であれば
殆どの草花を育てる事が出来ます。
日当たりのよい場所に日光を好むもの、
日陰になるところに半日陰を好むもの、
と分けていけば、色々な楽しみ方が出来ます。
前に建物があって風通し
の悪い場合
建物の1階など、前に建物がある場合は、
日当たりが悪く南側でもよい環境とはいえなく
なってしまいます。
こういう場所では、日陰を好む植物や・観葉植物
を育てるのに適しているでしょう。
東向き暖かく、日当たりのよい場所 東向きは、南側とほぼ同じくらいよい環境です。
朝の緩やかな日当たりが、草花にやさしく、
この向きでも、殆どの草花を育てる事が出来ます。
西向き 前に落葉樹があり、夏涼しく
冬暖かい場所
夏の西日に悩まされる事がなく、冬は日が奥まで
入ってきますのでかなりよい環境だといえます。
南・東向きほどではありませんが、一日中日がない
と花をつけないもの以外であれば、育てる事が
できます。
夏の西日が直接当たる場所 夏の強い西日を防ぐため、つる性植物を前に
置いてみたりするとよいでしょう。冬は上と同じ
ように、かなりよい環境となります。
北向き明るい日陰 北向きは、日が当たらないと育たない花は難しい
のですが、日陰向きの植物
(プリムラ・ユリ・スノードロップ、他観葉植物)
であれば、育てる事が出来ます。
北向きであるからといって、植物を育てられない
という事はありませんので、あきらめないで下さいね。