種から育てるガーデニング
私は、植物を育てるときは、種から育てるのをお勧めします。
苗を購入するのも良いのですが、種から育てた方が、愛着のわき方が違うからです。
別に、苗から育てるのを否定しているわけではありません。
多年草など、お花が付くまでに時間の掛かる植物は苗を購入した方が
良いですし、1年草・2年草は種(球根)からのほうが良いのではと思います。
私が、こう思う理由には、植物がお花をつけるまでには
大きく2つの山があるからだと思うからです。
@種を蒔いて、芽が出るまで
種を蒔いて、芽が出てくるまでは、毎日どきどきしながら
土の状態を見ています。種は、乾燥すると発芽しませんので、
みずやりに注意しましょう。特に、2年草・多年草などは種の小さいものが多いので
霧吹きなどで水を与える方が良いでしょう。
数日後、芽が出た時の喜びはひとしおです。
お花が咲いたときくらい嬉しいものです。
苗を購入すると、この感動が無いので、ちょっともったいないなぁって思ってしまいます。
Aつぼみから開花まで
植物が、つぼみをつけるには色々な条件があるようです。
春咲きの草花であれば、低温に当てないと花芽がつかないもの
チューリップなど
秋咲きの草花であれば、日が短くならないと咲かないもの
あさがお、コスモスなど
でも、私はあまりこういうのを深く考えない方が良いと思います。
下手に、こう言う事を考えすぎて肝心なみずやりの仕方を失敗してしまっては
元も子もないですから・・・・
もっと気軽にやるのが、鉢植えガーデンだと思います。
つぼみが付くと、早くお花が咲かないかなってあせってしまいます。
毎日、ちょくちょく見て、その変化を見るのも良いでしょう。
植物は、育ててくれたお礼にきっときれいなお花をつけるでしょう。
それが、ちょっと形が崩れていたとしても・・・
きっと気にしないでしょう。そんな事より、お花が付いたことに
心が弾むはずです。
種から育てたものであれば、なおさらです。
そして、何よりもそんなきれいなお花を独り占めできる・・・
これって、とても幸せな事ではないでしょうか?