B:間引きと摘心

種を蒔き、じきに発芽してきますが、発芽した芽の数が思ったより多くなった
と言う事は良くある事です。この時、そのままにしておくとそれぞれの芽は光を
欲しがって徒長(伸び過ぎて苗が弱くなる)事になってしまいます。
それを防ぐために、成長の悪い苗や伸びすぎたものを間引いていき、残りの
芽は、同じ高さにするようにします。芽と芽の間隔は葉が触れ合うかな
というくらいに保ちます。

その後、成長に伴って間引きを繰り返し(間引いた苗を他の鉢に植えても良い
最終的に3号(又は4号)鉢に1株くらいの割合で育てていくと良いでしょう。

摘心について

摘心とは、わき目を付ける花に対して、花付きを良くし、形を整えるため
(こんもりと仕上げる)茎の先端部分を摘み取る事をいいます。
殆どの植物に有効な方法ですが、ヒマワリなど一茎一花と言われているの植物には
してはいけません。(花が付かなくなります)

摘心すると、摘んだところから茎が2本に分かれて増えていきます。
茎が増えたらそれだけ花が多くなるので是非やっていきましょう。