花の文化園の園内(冬編)

いきなり温室からですが、これはストレリチアと言う観葉植物です。
見た目の通り和名は「ゴクラクチョウカ(極楽蝶花)」と言います。
あまり観葉植物には興味が無いのですが、この植物はすごく格好良くて
好きです。

こちらはパイナップル科のフリーセアという植物です。
パイナップルの葉と同じような伸び方をしています。
赤い部分が花に当たりますが、まだまだ伸びそうです。

こちらはお花屋さんなんかでよく見ると思いますが、アンスリウムです。
赤い部分は苞(ほう:つぼみを包んでいる葉の部分であり花ではありません)
と呼ばれるものです。花は苞の真ん中から出ている白い部分になります。

第一印象は、うわっ!何コレ??と言った感じです。鳥肌の立つ人も居る
かもしれません・・・
この植物はマッソニア・ロンギベスというユリ科の植物です。
ユリには似ても似つきませんが、元は同じものになるんでしょう。。。

もう一つ、変わり者(と言ったら失礼になりますが・・・)こちらはズキンランと
言うものです。名前の通り、ラン科の植物で上の部分が頭巾を被ったように
見える所から付いているようです。

温室といえば、やっぱりコレですね。サボテンです。
サボテンはサボテン科に属する植物で、乾燥には強いですが、水がないと
枯れてしまう植物です。(やりすぎてもいけませんが・・・)
この球型サボテンはかなり大きく両手で抱えきれないくらいの大きさにまで
成長していました。

こちらは柱型のサボテンです。高さは4〜5mと言った所でしょうか。
コレを見ると西部劇をイメージしてしまうのは私だけでしょうか・・・
ちなみにサボテンの語源は昔南蛮渡来のウチワサボテンと言う植物を
石鹸代わりに使用した所から、「シャボテン」と呼ばれ、いつの間にか
サボテンと言うようになったそうです。

こちらはシャコバサボテンです。こちらもサボテンの1種となります。
花の部分の見た目が「しゃこ(蝦蛄)」に似ている所から付いたのですが、
別名はイースターカクタス・クリスマスカクタスとも言い、こちらのほうが
名前の響きは良いような気がします。(名前は咲く時期に由来)

最後はアネモネです。この時期にしてはめずらしくつぼみがかなり大きく
なっていました。外にはスイセンや梅の花、ストックなどがありましたが、
アネモネを見ると春が来た感じがします。(まだこれから寒くなりますが・・・)
と言った感じで、冬の花壇は全般的に寂しいのですが、ちょっと早いですが
小さな春も見つけられたので良かったと思います。
どうしても冬の植物園は温室が中心になってしまいがちですが、
花の文化園では、色んな工夫をして公園を魅せようという気持ちが
伝わってきました。
周囲の色んな場所で改装工事をやっていたので、どんな風になるか、
春にまた行く時を楽しみにしようと思います。