富山県央植物園の園内(秋編)
〜その2(公園内)〜

温室を出て前回と同じく、池の周囲を見ようと思っていたら、こちらにも
オオオニバスの葉が。

池のほうに向かう途中に見つけた、アカバナ科のミズギンバイです。

オオオニバスの花期のみ、仮設の足場が作られています。
ちょっと造りが恐かったのですが…

こちらではオオオニバスの花がたくさん見られました。

池の一部がこのようにオオオニバスで埋め尽くされています。

鳥が休憩でかなりの数がとまっていました。小さい鳥くらいならオオオニバス
の葉はびくりともしません。

ちょっと遠目で見たオオオニバスの様子です。

池のほとりにはコルチカム(ユリ科)の花が咲いています。

世界一育てるのが簡単と言われているコルチカム。
球根をそのまま置いておけば花が咲くので、本当に管理は簡単です。
しかし、そのままずっと置いていると球根がなくなってしまうため、来年も
花を咲かせたいと言う時は、花が終わったら土に埋めてあげます。

近くで撮れたオオオニバスの花です。

池から見た温室の様子です。

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)もたくさん咲いています。

ヒガンバナの拡大写真です。

こちらはキンポウゲ科のシュウメイギクです。

こちらはラクウショウ(スギ科)の木の根元ですが、近くにぴょこっと出ている
ものがたくさんあります。これは呼吸根といわれる根の一部です。
シュノーケルのようなものと考えると良いかもしれません。

温室外から先ほどまでは世界の植物でしたが、ここからは日本の植物の
コーナーに入ります。

園内通路の様子ですが、ちょっと寂しい感じです。

こちらも6月くらいならカキツバタ等が見られたのでしょう・・・

こちらはユリ科のノカンゾウです。いわゆるデイリリーと言われているものの
1種です。

こちらはキク科のシオンの花です。薄紫の花がびっしりと咲いていました。

こちらはアオイ科のムクゲです。

こちらはバラ科のカリンの果実です。熟すと黄色になります。

こちらは日本の植物と世界の植物ゾーンを分ける花のプロムナードと
言われている部分です。両奥にステージが設けられ、両端に並木道が
造られています。

こちらはナデシコ科のザボンソウ(ソープワート)です。

上の写真から少し進むとハーブコーナーです。広めの芝生広場もあります。

こちらが芝生広場の様子です。

芝生広場にはパンパスグラス(イネ科)も咲いていました。

こちらはアオイ科の綿の果実です。

こちらはアオイ科のヒトエスイフヨウと言います。

一周周り終わり、入口の部分に戻ってきました。

春と同様、庭の展示もされています。

最後は園内を流れる川からの写真です。

今回も十分見ごたえのある内容で、満足いく内容でした。
ひとつ残念だったのが、春に見たアーモンドの花の果実がすでに終わっていたことで、
どんな風についているのか、また見に行く機会があれば行こうと思っています。
その前に来年のチューリップフェアの時にも行くとは思います。