和歌山県植物公園 緑花センターの園内その2(冬編)

温室がけっこうボリュームがあったので、けっこうな時間がかかって
しまいました。こちらは梅園からちびっ子広場(西奥)方面の眺めです。
梅、咲いているかなぁと思ったのですが、まだ2〜3分咲きくらいでした。

梅のはっきり咲いている物がありました。
ぽつぽつとこんな状態で、後のは右のようなつぼみの膨らんだ状態の
ものがほとんどでした。

こちらもつぼみのままです。黄色っぽい色のものでしょうか?

八重咲きのものです。こちらもまだまだといった感じですね。

梅園の一部です。

梅園から下っていくと芝生広場に出ます。
芝生広場からパノラマ花壇を眺めた風景です。

芝生広場(左奥)から西側に行こうとするとこの吊り橋が見えます。
にじの橋、と言う名前だそうです。
普通の橋と違って、両端のアーチ状の木が梁となって、地面に結合
されています。その梁からワイヤーで鉄骨の小梁を吊ってその上に
木の橋を乗せていると言った感じでしょうか。つり橋と言っても、
しっかりしたつくりですので、揺れる事はほとんどありませんでした。

芝生広場から大広場のアスレチックを眺めた風景です。
子供たちが喜びそうなつくりの遊具がたくさん置いていました。

こちらは寒椿(ツバキ科)です。
もう終わりかけなのか、ほとんど咲いていませんでした。

こちらも赤い寒椿です。同じように花の数はかなり少なかったです。

こちらはティアフルアイという、目の形のタペストリーです。
宮沢賢治の花壇設計のスケッチから作り上げたそうです。
涙ぐむ眼という意味から下方には池があります。

パノラマ花壇の中くらいの位置から入口を眺めた風景です。
高低差が大きいので仕方がないですが、下から見ると壁が目立ちます。

パノラマ花壇の一部にハナナ(ナノハナ:アブラナ科)がありました。
この花を見ると春が来た、と言うイメージがありますが、普通に冬から
咲く花だったりします…

ハナナの拡大写真です。
たくさん咲いている姿を見ることは良くありますが、1つの花をじっくり
見ることはあまり無かったりしませんか??

こちらはキンセンカ(キク科)です。
仏花のイメージが強いですが、最近はカレンデュラと言う名前で良く
出回っています。

パノラマ花壇の全景です。
写真の正面奥の道の先には薬草園という、日本の植物で薬効のある
植物を扱っているコーナーがありますが、今はまだ植物がほとんどない
状態でした。

温室のすぐ下にある香りの森です。この時期は花が少ないので素通り
してしまっていました。

ラベンダーがけっこうたくさん咲いていました。

ラベンダー(シソ科)の仲間でレースラベンダーというものです。
家にもありますが、ほぼ周年開花しています。しかし、ラベンダーっぽい
香りはしないんですよね…

芝生広場から虹の橋を渡って池沿いに歩いているとスイセン広場が
ありました。日本には原生していない白い水仙(ヒガンバナ科)です。

こちらは黄色の水仙です。背は低く、30〜50cm程度でした。
鉢植えに合いそうな水仙です。

最後は日本水仙です。
やはりこの組み合わせがいちばんしっくりきますか??

園内はかなり広めで見ごたえはそこそこです。
温室はサボテン・ラン・ベゴニアと部屋ごとにテーマ分けされており、特にサボテンの種類は充実していると思います。
外は冬なので若干寂しい感じでしたが、それでも、色んな植物が所々に見られて良かったと思います。
高低差がかなりあるので、歩き続けると少し疲れてしまいますが、休憩所がたくさんあるのでゆっくり見る分には
申し分ない環境だと思いました。