善意、悪意というと、良い人・悪い人というイメージがありますよね? 善意の募金とか、悪意ある行動とか・・・ 民法の場合は、そういう意味ではなく、以下のようになっています。 善意・・・ある事柄の事実を知らない人 悪意・・・ある事柄の事実を知っている人 つまり・・・ある事実について、知ってるかどうかというのが問題に なります。 例えば・・・
この場合・・・まんぼーは、うさっぴにつぼを返さないといけないのでしょうか? 答えは・・・返さなくても良いです。 まんぼーは、つぼがうさっぴのものだとは知らず(善意) ペンちゃんのものだと信じ、ジュースと交換しました。 つまり、これは、まんぼーとペンちゃんの交換契約である為、 まんぼーは、保護されます。 この場合は・・・ペンちゃんが、うさっぴにその代金を補償する事になります。 もちろん、まんぼーが、うさっぴのだという事を知っていて、交換した場合は 保護されません。 善意と悪意は、これからのお話を進めていく上で重要な事ですので、 しっかり覚えておきましょう〜 |