色落ちした外壁・・・

私が小学生か中学生の頃・・・
そのときは、もちろん今の実家に住んでいたのですが学校の通学路に
当時としては珍しい紫色の外壁をした新築の住宅が出来ていました。

まぁ、田舎だったのであまり垢抜けた家は無かったんですけど・・・(^^ゞ

うわぁ〜 なんだかすごいなぁ〜
と、珍しさに少し感心しながら見ていました。

浮いた感じはするのですが、色としてはそう悪くは無い感じです。

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しかし、その建物も、もう建って10年くらい経つようになって、
今回の帰省のときにふと通りかかったとき、

あれ?この家って青色だったっけ?
と言うくらい青と言うか・・・水色のような外壁になっていました。
汚れやしみみたいなものもついていましたが・・・

まぁ、10年もたてば、ちょっとは色落ちするよね。
と思いながら日のあたっていない方を見ると見事にほとんど色落ち
していないのです。

やはり、紫外線の力によって塗料のコーティングが薄れていったのでしょう。
とはいえ、少しかわいそうな感じの色の変化。

やはり家の外壁はもうちょっとシックなものの方が良いのでしょうか?

とは言っても外壁の塗装工事をすれば元通りのきれいな外壁に
なるのですけどね♪

ちなみに、一般住宅(壁の面積150u程度)の外壁塗装(リフレッシュ)工事の
金額は、おおよそ50万円くらいです。

地域や施工の方法によりにより格差はあるかもしれませんが、
60〜40万円くらいと思っておられれば十分だと思います。

もちろん、これには塗装を行うための足場工事などの費用も含んでおります。
最近、こういった工事の詐欺販売も多いみたいですので、ご注意くださいね。


リフレッシュの目安

外壁・・・新築時、現場で塗装したものは10〜15年。
このくらいになると、外壁を手でこすると粉状の塗料がそのまま強く手につきます。
つまり、表面のコーティングが擦れているという事です。
そのままでも、しばらく(5〜10年)は大丈夫だとは思いますが、
雨が外壁にしみこみやすくなりますので気をつけてください。

ちなみに、防水シーリング(外壁のパネルを組み立てるような建物に使われます)
の保障期間は10年と言われておりますので、外壁を塗り替えるときには同時にやりかえる事をお勧めします。

新築時、はじめから塗装されていたものを使われた外壁の場合、
大体15〜25年くらいは持つと思われます。
ただし、シーリング自体は同じ物を使っておりますので、
あまりほうっておくと、シーリングが切れたところから水が入ってしまう事もありますので、
やはり、15年くらいを目安にしたほうが良いでしょう。


屋根・・・屋根は、瓦であれば相当の期間持つと思われます。
特に、上質の瓦であれば、割れさえしなければ30年50年持つと言っても良いと思います。
ただし、台風のあった年や3年に1度くらいは様子を見る事をお勧めします。

スレート葺(カラーベスト)のようなものの場合は、15〜20年くらいを目安にしたほうが良いです。
こちらの場合は、劣化が激しいときは張替え工事をしたほうが良いでしょう。
この材料は、一度反ったり変形すると元には戻らなくなり、また割れやすかったりもします。


基礎・・・基礎は十分持つもので無ければなりません。
構造体なのですから、当たり前ですよね。
しかし、その基礎になんらかの原因で大きなヒビ等が入ってしまった場合には
早急に補修が必要です。
もちろん、そういうための補修材と言うものはきちんと存在しておりますので
ご心配なく・・・