用語一覧
ここでは、ページの中に出てきた用語のうち、説明不足なものや、
解りにくい事について説明をしています。ただし、用語の順番は工程の
順番になっていますのでご注意下さい。

工程が進めば順次追加していきます。
今は、あんまりないですね・・・
用語
説明文
備考
GL(グランドライン)その建物の基準の高さとなります。普通、BM(ベンチマーク)からの高さになります。
杭工事地盤が柔らかい地域などで使用する工法で、支持層という岩盤に達するまでの長さの杭を打っていきます。
かぶり厚さ
(被り厚さ)
鉄筋の表面から基礎の端までの距離の事で、鉄筋の錆を防ぐためのコンクリートの厚さになります。コンクリートを打つ場所により被り厚さは変わります。
セメント石灰石や粘土などを混ぜて出来ている粉状のもので、コンクリートなどの材料になります。
モルタルセメントと水と砂を混ぜて作ったものです。仕上などに使われます。
アンカーボルト基礎工事のコンクリートの前に入れるL型(直線型)の長いボルトです。建方時、土台と固定して、基礎と建物を緊結する、唯一の部材です。
金物部材と部材を固定する金属製のもので細長い板にボルトの穴の空いた短尺金物、羽子板状の形をした羽子板ボルトやコ型の形をした箱金物など色々あります
継手・仕口 木造で、部材と部材を繋ぐ手段として使われます。継手(写真上段)は2本の材料を1本に繋ぐ為のもので、土台、桁等に使われます。
仕口(写真下段)は柱と桁、土台と柱等部材が直角になる部分の結合方法として使用されます。
スラブと土間 スラブと土間の大きな違いは、構造体であるかどうかです。スラブは構造体ですので、スラブ自身も荷重(力)を受ける事になります。
その為、コンクリートの中に鉄筋を格子状に入れなければいけません。(引っ張りの力に耐える為)
土間は、床の仕上げの為(下地)ですので、特に鉄筋を入れる必要はありません。現場で、格子状の網みたいなものを入れている場合がありますが、それはワイヤーメッシュというコンクリートのひび割れを押さえる為のものです。
☆コンクリートのひび割れについて
コンクリートのひび割れには大きく分けて2種類あります。ひとつは、ヘアクラックともいわれる表面に出来る小さなひび割れで、構造的には問題がありませんが、打ち放しのような仕上げに発生すると見栄えが悪くなります。
もう一つが、半年ほど前に問題になったコールドジョイントでコンクリートの打ち継ぎ部分に発生する大きなひび割れです。
この場合、ひび割れというよりもすでにコンクリートのうち継ぎ面が硬化していて、後から打ったコンクリートがうまくつながらなかったという事が多くなります。
ちなみに、外部の仕上げをコンクリートで行う時(主に床)、目地をコンクリートに入れたりしますが、あれは誘発目地というもので、その部分にひび割れ(ヘアクラック)をわざと発生させて、ほかの部分にひびが入らないようにするものです。
ワイヤーメッシュ上に上げている通り、コンクリートのひび割れを防ぐものです。鉄筋と同じ作用で引っ張りの力をワイヤーメッシュが受ける事により、ひび割れが少なくなります。 注意:ワイヤーメッシュは鉄筋と違い構造上の
耐力に耐える事ができませんので、構造材では
ありません。
結露 結露とは外壁の部分で外気温度
と部屋内の温度差が大きい場合
で、壁の断熱性が少ないと内部の
壁で水滴となって現れる現象です
例えば、室温においてあるコップに氷水を入
れてみます。そのまましばらくするとコップの
表面が湿ってくるはずです。これが結露となり
ます。