お花を育てる時の注意事項
ここでは、初心者である私が失敗してしまったり、本などで調べた情報について載せています。

@植え付けの前に!
植付けに必要な道具につきましてはこちらをご覧下さいね。
鉢に土(培養土)を入れたら、さっそく種を蒔きたいものですが・・・
種には発芽温度というものがあり、この温度を大幅にずれてしまうと芽が出ないといった事に
なってしまいます。
発芽温度の高い植物(20℃以上)・・・サルビア・ダリア・つりがねそう・はげいとう・ペチュニア
まつばぼたん・ひまわり

・春先など温度変化の激しい時期は本葉が出るくらいまでは出来るだけ気温の変化の少ない
屋内で育てるのが良いでしょう。

A一年草の種類
一年草には春蒔きと秋蒔きの2種類があります。
このページでも春蒔き・秋蒔き・春秋蒔きの3種類で表しています。
春蒔きは、非耐寒性の植物の場合に行い春蒔いた種が夏から秋に咲きその年の内に花が終わる
ものです。
秋蒔きは、耐寒性のある植物の場合で、秋蒔いた種が越冬し次春〜夏にかけて咲く事になります
春秋両方の場合はどちらでも良いのですが、秋蒔きの方が株が大きくなり花付きも良くなるので、
出来るだけ秋に蒔くようにすると良いでしょう。
待ちきれない時は仕方が無いですが、ある程度の育ちが悪かったり、花付きが悪くなる事は覚悟
しておきましょう。

B水やり
これは本に載っていたのですが、初心者が一番多く失敗してしまう事が水のやり過ぎによる根腐れ
だそうです。もちろん植物には水は必要不可欠なものです。植物は水を根から吸収しますが、根に
は水以外にも空気や養分などを吸収しなければいけません。しかし、水のやり過ぎにより土が
ずっと湿ったままだと、空気を取り入れる事が出来ずにやがて腐っていってしまうそうです。
反対に、水の与えなさすぎの場合は、ある程度の状態(葉がしおれているくらい)でしたら、たっぷり
水を与えれば何とか戻ってくれますが、水の与え過ぎの場合は、復活は難しいそうです。

・正しい水の与え方
まず、鉢の表面を軽く触ってみます。さらさらであれば(または目視で土が白っぽい場合も)みずやり
のサインです。みずは、葉などにあたらない様に持ち上げていっきにたっぷり与えます。ちょろちょろ
与えてはいけません。一気に水を流す事により土の中の空気が押し出され外からの新鮮な空気が
はいり、また、不純物などを押し流していくそうです。
鉢底から水が溢れ出したら鉢皿に溜まった水は捨てます。そのまま残すのは土の中の状態が悪くな
ってしまうので避けます。

C日当たり
日当たりはかなり重要な問題になります。日当たりの悪い所では花が咲かないどころか生育が悪く
ひょろひょろの植物しか育たなくなってしまいます。もちろんそうなれば花が付く事も難しくなるでしょ
う。とはいってもマンション等の場合ですと、どうしても期待通りの環境になるのは難しいので、
窓際やベランダなどを利用します。一日中日のあたる南側があれば良いのですが、そうでなくても
ある程度の日照時間があれば花を咲かせる事は何とかできますのであきらめないで頑張りましょう。