ガーデンミュージアム比叡の園内(春編)
〜藤の丘からこもれびの庭より出口まで〜
このマークのあるものは拡大写真付きです。

藤の丘の手前にピンクのカスミソウ(ナデシコ科)が咲いていました。
一般的な脇役のカスミソウは白が多いので、ちょっと珍しい印象
です。

藤の陸の上にある藤棚の藤(マメ科)です。
こういう洋風庭園でも藤の花は合うんだなぁと思いました。

こちらはバラ科のシロヤマブキです。ヤマブキの花の黄色版ではなく、
違う種類のものになります。ヤマブキは花びらが5枚ですが、シロヤマ
ブキは写真の通り4枚です。

こちらはヒガンバナ科のスノーフレークです。
まさかこの時期に見られるとは!とちょっと感動です。

園内の風景です。

こちらは黄色と赤のチューリップです。
多くのチューリップが終わりかけで、23〜24日の雨で他のもだいぶ
散ってしまっていると思います。(もしかしたらまだ残っているかも)

行き先表示板は木製のレトロでかわいらしいものです。

こちらも園内の風景です。

池の隣に、こもれびの庭と言うコーナーがあります。少し高低差のある
ところですが、真夏の暑い時には良さそうです。

アジサイのつぼみですが、まだまだ小さいですね。

こもれびの庭が分かりやすそうな所で写真を撮ってみたつもりですが、
どうでしょうか?

こもれびの庭から戻って、最初の大花壇のところに戻ってきました。
こちらはキンポウゲ科のニゲラです。

こちらはシソ科のキャットミントです。別名にマツタケミントと書いて
居たので、葉をこすってにおいを確かめると、確かにマツタケの香りが
しました。利用法にネコのおもちゃと書いていましたが・・・・・・

閉園の時間が迫っていたため、人は少なめです。
時間よりも、風が強くて7分の半袖の格好だったので涼しさから
寒さに変わってきました。

こちらはタイム(シソ科)の花です。

陸の中腹にあるハーブコーナの横にあった寄せ植えです。
ノースポール(クリサンセマム:キク科)、ビオラ(スミレ科)
ルピナス(マメ科)、マーガレット(キク科)などがあります。

写真の真ん中の木がなびいています。風の強弱はありましたが、
けっこう強く吹いていました。

こちらはサクラソウ科のプリムラの1種、ビアリーと言います。
おおよそプリムラには似ても似つかない姿ですが、こちらも仲間
だということです。

最後は入口近くにあった収納箱?です。
花壇の配置の仕方はすごくおしゃれで参考になりそうな部分がたくさん
ありました。
植物園の展示の仕方としては珍しい部類に入ると思います。
魅せ方という部分ではとても参考になりました。
手入れもすごく良くされていて、入る前は料金的に高い印象があり
ましたが、それも納得できるくらいのものです。
ただ、純粋に美術館としてみる場合や美術作品が本当に好きな方
にとっては少し物足りない部分もあるかもしれません。
あくまで、作品を形にしたらこうなりますよと言うレベルで鑑賞される
形であれば十分見ごたえがあると思います。

鑑賞植物園としてのレベルは、今まで見た中でもかなり高いレベル
にあると思います。興味のある方で近くの方はもちろん、ちょっと
遠目の方でも行ける時期があればぜひ一度行かれる事を強くオススメ
します。

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