京都府立植物園の園内−2(冬編)

ちょうど時計回りに「北門」→「花の回廊」→「竹・笹園」→
「バラ園」→「正門」→「温室」と行くと次は宿根草・有用植物園
にたどり着きます。
写真の干し草のような植物は、パンパスグラスと言うイネ科の
植物です。秋には天辺からススキのような花がたくさんできます。

宿根草園の続きです。ほとんどの植物が宿根状態で
越冬している最中でした。

こちらはナルキッスス ロミエウクシィ(ヒガンバナ科)という
スイセンの原種にあたるものです。
ナルキッススといえばスイセンの逸話に出てきますよね。

こちらは以前、花の文化園でも見かけたマッソニアのデプレッサ
(ユリ科)の花です。
なかなかコメントの難しい花ですね・・・(^_^;)

こちらはドデカテオン クレウェランディ(サクラソウ科)
と言う発音の難しい名前の植物です。カタクリに似た花
をつけています。ちなみにカタクリはユリ科です。

椿の花です。
椿園の手前に咲いていました。

こちらはナナメノキという札があったのですが・・・
確かに横の木に比べればまっすぐ伸びてはいない気も
します・・・

こちらも椿の花です。

八重咲きの椿です。

たくさんの花が付いていました。

紅白の花びらが付いたおめでたいものも。

椿園のすぐ横です。奥に進むと花の回廊のある北門へ。

杉の木にプレートのある植物園もめずらしいな・・・
と思って写真を撮りました。和風建築には欠かせない
材木です。

スイセンの花です。地植えっぽく咲いていました。

こちらはクロッカスです。
こちらも地植えの放置してあるような形でしょう。

クロッカスの拡大写真です。もちろん、植えてある所には
入れないので、手前のものを撮りました。

梅の花も満開です。

園内をぐるっと一周したのですが、中心部を最後に抜けて見ました。
中心部には「はなしょうぶ園」「アジサイ園」「植物生態園」などが
あります。ハナショウブ・アジサイは花期ではないので生態園の
一部の写真です。

こちらは生態園の中にあったのですが、バクチノキという
樹木だそうです。なんでもばくちで負けて身ぐるみをはが
された人の姿のように樹皮がはがれやすいからだそうで・・・

こちらも生態園の写真です。生態園は日本各地の自生する
植物を展示しているコーナーです。

人通りが少なく静かな場所で心を落ち着けるには良いでしょう。
鳥もたくさんいて、バードウォッチングをやっている方もいました。
以上で園内の紹介は終了です。

非常にボリュームのある植物園ですので、丸1日かけてゆっくり
見られるのが良いと思います。(お弁当もお忘れなく)
特に春の時期は、時間がないと見逃さざる得ないコーナーも
出てきそうです。
これが温室も入れて400円で見られると思うとこれだけ価値の
ある植物園が比較的近くにあるのはなんとなく得をした気分
になりました。



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